カブ隊 夏キャンプ 2017

今年の夏キャンプは、ベンチャー隊、ボーイ隊との合同による初の富士登山です。

 

8月5日、大きなリュックに三泊四日分の荷物を詰め込んで、バスタ新宿から出発。
初日は西湖でカヌー体験。一人ひとりがカヌー指導者の指示のもと、上手にカヌーを操りました。カヌー体験終了後の湖での水遊びでは全身ずぶぬれになったスカウトたち。水着に着替えておいたかいがありました。
宿泊する富士吉田市立青少年センターに到着後、ボーイスカウトたちと合流し、開村式。


この日は明日の富士登山に備えて8時には床に就きました。

2日目はいよいよ富士登山にチャレンジです。
朝は5時に起きて出発準備。バスで富士山5合目に向かいます。5合目では高山病対策として朝食をとりながら体を高地に順応させます。
8時半、登山開始!
最初は組ごとに、途中からは体力に合わせたグループにわかれながら、リーダーとともにゆっくり山を登ります。
カブスカウトの目標は8合目。
6合目まではなだらかな道のりも、次第に険しさを増していきます。
今回8合目まで到着したのはスカウト17名中10名、そのうち2名が本8合目まで、3名は登頂に成功しました!
軽い高山病にかかりそうになったスカウトもいましたが、みんな元気に自分の体力に合わせて初めての富士登山を頑張りました。

3日目午前中は天然記念物の「忍野八海」でハイキング。神秘的な湧水池と、美味しい天然水を楽しみました。午後は台風5号の接近で、予定していたハンググライダーの体験は断念。代わりに「さかな公園」の中にある「森の中の水族館」で、淡水魚を観察。台風が来てもボーイスカウトは安全を確保したうえで自然を楽しむのですね。
そして最後の夜はキャンプ・ファイヤー(!)の予定がこちらも台風で断念。かわりに体育館で「キャンドル・ファイヤー」を楽しみました。
富士山をお題にしたスタンツでは、「ドラえもんの替え歌とクイズ」を出した組、「富士山に住み着いている精霊」をテーマに環境の大切さを訴えた組、「富士山を壊す組と壊さない組」の闘争を描き富士山の大切さを訴えた組が、キャンプ中の練習の成果を披露。笑いあり、考えさせるテーマもあり、見ごたえのあるスタンツでした。「トンバイ」や「幸せなら手を叩こう(キャンプファイヤーバージョン?)」などなど、キャンドルの火を囲んで全員で楽しいひと時を過ごしました。

 

4日目、楽しかったキャンプも今日でおしまいです。

 

閉村式後、カブスカウトたちは温泉でおきよめを済ませ、名物の吉田うどんを食べた後、浅間神社に今回の富士登山が無事終了したことのお礼参りへ。
来たときと同じく富士山駅から高速バスで帰路につきました。

心配した乗り物酔いや、大きなけがもなく、三泊四日の夏キャンプを無事終えたスカウトたち。様々な経験を積んで、一回りも二回りも成長した夏キャンプでした。