夏休みに入り、最初の活動は『組集会』です。
特に今回は、夏休みの自由研究にも、間近に迫った夏キャンプにも使えそうな『マイ制服ハンガー』作りに挑戦！
まずは、各組ごとにテーブルと椅子を出して、材料や道具を揃えます。準備が整ったところで、副長から作り方の説明を聞きました。“Ｕピン“とか“きり“とか、聞きなれない道具の名前を耳にしながらも、見本を目にすると、各自イメージがつかめたようです。
最初に用意するのは、今日の主役のＴシャツ。小さくなった自分のものや、お父さんのらしき大きなものなど、持参したＴシャツも様々。さっそく、Ｔシャツの裾を折り曲げて厚紙を入れたり、“縫う“場所に記しをつけたり。そして、糸の代わりになる紐を選んだりしました。
…とここまで作業が進んだところで、問題はここから！本日、最大の難関に突入です。針の代わりに“Ｕピン“を使って縫うのですが、これがまた簡単そうで難しい!!先に、組付きのリーダーがキリでＴシャツに穴を開け、その穴にピンを通す…と作業は至ってシンプルですが、スカウトにとってはなかなかピンが通らない。イライラの連続です。
それでも暫く格闘していくうち、作業もスムーズに！中には、キリを使って自分で穴を開けたりと、徐々にストレスも減ってきた様子。仕上げには、手元にあった文具をポケットに入れて、使い勝手を確認する姿もちらほら。初めての“縫う“体験に悪戦苦闘したスカウトもいましたが、少し難しいことを乗り越えて作品を作り上げるよろこびが、格別の笑顔に表れていました。
――このハンガーにちゃんと制服をかけて、ポケットにはネッチとリングとベルトをしまう！「自分のことは自分で…」少しはできそうですね。
《マイ制服ハンガーの作り方》
【材料】
・ハンガー
・着なくなったＴシャツ・ひも
・厚紙
・透明のフィルム
【道具】
・Ｕピン
・きり（千枚通し）
・サインペン
【作り方】
１．ハンガーにかけたＴシャツの裾を折り返して、ポケット状にします。
２．折り返したところに厚紙を挟み、Ｔシャツに直接、ペンで縫う箇所にしるしをつけます。
３.針の代わりのＵピンにひもを挟んで、千枚通しで開けた穴から（最初は後ろ側→表側→裏側と）通します。
４.最後は、Ｔシャツの裏側で（紐が抜けないように）紐を結んで終了です。
※使用するＴシャツは、子どもサイズの方が作り易く、バランスがよいようです。
～３組副長Ｍ.Ｉ～
～スカウトの原稿（コメント）～
●はじめて、ぬうたいけんをした。さいしょは、うまくあなに通せなかったけど、だんだんやっていくうちにできるようになってきた。もう少しれん習すれば、もっとうまくなれそうな気がした。
～３組うさぎＨ．Ｗ～
●洋服とハンガーで物入れができるとは思っていませんでした。
～３組しかＳ.Ｋ～
●Ｕピンで縫うのがむずかしかったけど、上手にできたので嬉しかった。
～３組組長Ｔ.Ｓ～
